他のサイトのお絵かきBBSで、描いたものです。
今回のページは、ストーリー物として展開したので、
上が古く、下へ行くほど新しいので、
上から順に読んでやってください。


**〜「ちょっとした冒険」〜**

「俺が受け止めてやる・・・。
さぁ!飛び降りるんだ!」
「おにいちゃん・・・」

-あらすじ-:母親が謎の病気に罹り、床にふせてしまい、
家族で看病をするのだが、様態は悪くなるばかりだった。
子供たちは、昔に洞窟の前で、母親が「この洞窟の奥で命をもらった事があるのよ」と、話た事をフと思い出した。
少年:「俺、洞窟へ行ってくるよ!  おじさん後たのんだよ」
どんな事でも、すがりたい気持ちからでた決心であった。
叔父さん:「ちょっと、待て!」
少年は、叔父さんの手を振りほどき、キリとした瞳を向けた。
妹:「私も行く、ぜったーい行く〜」
二人は、止める言葉も聞かずに洞窟の探検へと向かったのだった。


洞窟の中に入り込んだ二人であったが、
その背後に不気味な光が・・・
突然、
何かに襲われ、妹が崖に落ちた!「キャー」!
幸い,先に崖に下りていた少年が受け止める事が出来た。
ズシッ!
二人が目をこらし冷静に見上げると、
そこには、愛犬ジョンの姿であった。
少年:「おどかすなよジョン!」
それまで、けわしかった表情に笑顔がもどった。
妹:「着ちゃったの、ビックリさせないでね。心臓が止まると思ったわ」

ふだん犬の散歩は二人でしており、首ヒモを強く縛っていないので、その気になると外れてしまうのだった。
ろくな用意もせずに、洞窟に入った二人であったが、
ジョンの首ヒモをロープ代わりにしたり等の難関を通りぬけると、
突然、ジョンが走り出した!二人で、
あわてて追いかけると、直ぐに洞窟奥の大空洞についにたどり着いたのだった。
少年は、高く岩を登り上がったジョンを見上げた。
少年:「なんだこれは、まるで・・・」
突然、明るい閃光が走り!目がくらんだ瞬間に、
ジョンの頭上遠くに天使が?!
天使の正体は、
洞窟の天井が開いており、セスナのライトに照らされてパラグライダーで落下した姿であった。
少年:「あっ、おばさん!」
叔母さん:「おばさん、じゃないでしょ!!お姉さま!
あんまり、心配かけさせないでよね。
お姉さんも、お姉さんよ、こんな田舎に住み着くなんて、、、」
貴族の出身で、都会で病院に勤めているのだった。
(この町は、都会からかなり離れていて、電波状況も悪く、孤立した所でもあった)
「もう、お母さんも大丈夫よ。」
叔母さん:「ココはまるで、お城でしょ。あなた達のお爺さんか、もっと前に、落ちた天井を掘って創ったらしいの。
この上で、あなた達を授かったんだって、お姉さんがここに住む事になった切っ掛けね。
そういえば、こんな事も言ってたわ、ここには妖精が居て、それを見ると幸せになれるんだって、フッ夢見がちのお姉さんのたわ言ね。サッ帰るわよ。」
少年:「そういえばなんで、お母さんが病気って判ったの?」
叔母さん:「エッ、予感?ぃぃぇ偶然、連絡を取りたかったのよ」
少年:「そうなんだ^^」


このストーリーを読んでくださってありがとうございます!
あなたには、幸せを運んでくれる妖精は見えたでしょうか?

ストーリー本筋は田舎にある派手なお城でコズクリした
母親の事を、高笑いしそうな叔母さんが、
甥と姪に言うというモノだったりしますが、
楽しんでもらえたら幸せです!!


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